寒天発祥の日 12月27日

12月27日は日本記念日協会のさんのWebには「寒天発祥の日」とあります。京都の伏見寒天記念碑を立てる会さんが記念日として登録しています。

皆さんは寒天というと何を思い浮かべますか?寒天と言うだけだととても広い意味をさします。

まず、寒天の原料となるのは天草(テングサ)と呼ばれる海藻です

海でとれた天草の塩分を抜いて乾燥させたものを私たちは使っています

そしてこの天草をたっぷりのお湯の中でぐつぐつ煮込んで天草の中の寒天エキスを取り出します。このエキスを型に流し込んで固めたものがまず1つの寒天である「水寒天」とか「生寒天」と呼ばれるものです。この生寒天と呼ばれる状態の寒天を使って岩崎商店では「ところてん」「あんみつ」等を作っています。

そして寒天の次の段階は乾燥寒天です。生寒天を冬の乾燥した空気の中寒暖差を利用して水分を抜いて乾燥させていきます。寒暖差の大きな長野県が生産の中心です。冬の間使われない水田や畑に台を組み藁を敷き詰めた上で寒天を乾燥していきます。近年は機械の温風を使って短時間で乾燥させる方法もあります。乾燥寒天を使う際にもし藁がついていたら天日乾燥の本格的な寒天の証です。寒天を戻した際にザル等で藁を取り除けは問題ありません。

乾燥寒天は棒状の棒寒天やところてんのような糸状の糸寒天、そして粉になった粉末寒天などがありますよね。

和菓子などでいう寒天はこの乾燥させた寒天をお湯で戻して使うものです。水羊羹などはこの戻した寒天を餡子を混ぜて固めたものです。

このように寒天と言うと①生のモノ、②乾燥させたモノ、③乾燥させたものを戻したモノと大きくは3種類あります。ちょっとややこしいですよね。

で、今日の寒天発祥の日は①の生寒天が12月に京都の島津藩邸に献上された事に因んでいます。

2月には寒天の日と言う記念日がありますが、これは寒さが厳しい時期で②の乾燥寒天作りの最盛期ということで2月に記念日登録があります。

寒天は使う用途によって①生のモノか③の②を戻したモノかを使い分ける必要があります。そのまま食べるのであれば①です和菓子など混ぜて使うときは③です。①は天草独特の香りがしっか残っているので「ところてん」や「あんみつ」といった寒天を主に食べるものにあっています。③の寒天は乾燥させた際に香りが抜けるのと太陽の光で色が抜けて白っぽくなるので和菓子の味や色を邪魔しませんので書こうようとして脇役になる寒天の場合は③がいいと思います。

先週の22日の冬至には「ん」のつく寒天をたべると良いと言われています。ちょっと冬至はすぎてしまいましたが、おやつに寒天を食べてみませんか?